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大腸ポリープとは?

大腸ポリープとは?
大腸ポリープと聞いて、どのようなものかイメージできるでしょうか。ポリープの大きさは数mmの小さなものから数cmに及ぶものまであり、人によって大きさが異なります。 この大腸ポリープは、種類によっては大腸がんなどの重篤な疾患につながるため、早期発見・早期治療が必要です。 大腸ポリープとは、大腸の粘膜層の一部がイボのように盛り上がってできたものです。おもに、大腸がん・腺腫などの「腫瘍性ポリープ」と、炎症性ポリープ・過形成ポリープ・過誤腫性ポリープなどの「非腫瘍性ポリープ」に分かれます。 非腫瘍性ポリープの場合、がん化するリスクが低く、治療対象にならないケースもあります。 一方で、腫瘍性ポリープの場合はがん化するリスクがあるため、速やかに治療しなければなりません。 臨床研究では、腫瘍性ポリープを切除することで大腸がんによる死亡リスクが減ると示されており、ガイドラインでも速やかな切除が推奨されています。

大腸ポリープの症状

大腸ポリープの場合、一般的に自覚症状が出にくいとされていますが、場合によっては、腹痛・下痢・腹部の膨満感・血便の症状が出るケースがあります。 自覚症状が出ず、健康診断の便潜血検査で陽性判定になることで発見される場合もあるでしょう。 実際、症状がない方であっても初めて大腸内視鏡検査をおこなった場合、50%前後の確率で切除対象となるようなポリープを認めます。 学会発行のガイドラインでも30%以上の確率で腺腫性ポリープを見つけるように検査の質を保つことが推奨されており、症状がない状態でも治療対象のポリープが見つかることは一般的です。

大腸ポリープの原因

大腸ポリープの原因の1つとして考えられるのが、遺伝です。親・兄弟・子供の中で大腸がんになった人がいる場合、罹患率が高くなるとされています。 また、過度な飲酒や喫煙、高カロリーな食事や不規則な生活習慣などの外的要因も関係すると考えられています。 しかしながら、先ほどご説明したように半分程度の方に治療対象の大腸ポリープが見つかるため、大腸ポリープがあったからといって過度に大腸がんになりやすいと悲観する必要はありません。

大腸ポリープの検査方法

大腸ポリープの検査方法は、おもに以下の2つです。

大腸ポリープの治療方法

大腸ポリープは内服薬や生活習慣で治療することができず、治療するためには切除する必要があります。 当院では患者さんの利便性を考え、切除可能なポリープについては検査で発見次第、切除しています。 先ほどご説明したように、約半数の方に切除対象となるポリープを認めるため、同日に切除することで検査の回数を減らせるからです。 ほとんどの大腸ポリープでは手術は必要ではなく、内視鏡で切除することが一般的です。具体的には、おもに以下の3つの方法が用いられます。

大腸ポリープ切除後のフォローアップ

大腸ポリープ切除後は、フォローアップの検査として定期的に大腸内視鏡検査をおこなうことが推奨されています。 Japan polyp studyという日本で行われた臨床研究の結果から、大腸ポリープを切除した後に、3年以上検査の間隔を空けると大腸がんのリスクが上がることが知られています。 したがって、3年以内に大腸内視鏡検査をおこなうことがおすすめです。

大腸ポリープが不安であったりお困りの方は当院までご相談ください

大腸ポリープが不安であったりお困りの方は当院までご相談ください
大腸がんは、最も罹患数・死亡数が多い疾患であるものの、早期発見ができれば完治できる可能性が高くなります。 とはいえ、自覚症状がなかなか出ないため、発見するのが難しいとされています。そのため、定期検診を受け、健康管理を続けていくことが大切です。 お腹の調子が悪く、不安に思う方は、遠慮なく当院までご相談ください。
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